モード和食を堪能。

　久しぶりにゴージャスなディナーを。最近、外食って言っても、なかなかゆっくりとって出来てなかったなー。
　ハービスPLAZA　ENTにあるモード和食「笹」へ。
　まずは前菜から。左側のジャムの瓶みたいなのの中にはフォアグラの茶碗蒸しにカボチャのスープが入っている。ほんのり温かい。
　黒ゴマにフリーズドライのオクラとパリっとしたクレープ生地にクリームチーズらしきものが詰まっているモノが刺さっている。フリーズドライのオクラ、バリバリだー。バリバリを口の中で噛んでるとオクラのネバネバが出てくるのが面白いっ！！
　3つ目の前菜は登場した瞬間「おぉー！」と声を上げてしまった。右側のホタテスープが美味しい。赤いひな壇の上には、飯タコのペペロンチーノ、生麩のウニ焼きなど。お酒のアテっぽいものが多いので、苦手なものも多かったけど、ひと口だけなので何とかクリア。
　蒸し寿司美味しかったー。小っちゃなカニが、可愛いー（食べなかったけど）。
　胡麻豆腐のうぐいす汁。この胡麻豆腐が美味しいの！緑色の綺麗な色のスープなんだけど、ちょっと照明が暗くて残念だなー。
　鯛のお造り。左端のは鯛の子。ちょっと苦手だった。この器、本物の岩なのかわからないけど、すっごい重い。持って来るウエイターさんの腕がプルプルしてて、ちょっとスリリング。他の器もイレギュラーなサイズと形ばかりだから、収納大変だろうなぁ。と、所帯じみた事ばかり考えてしまう。
　手長エビのオーブン焼き、アメリケーヌソース。稲穂が飾ってあるのだけど、何故だろう？
　甘鯛の黒米添え。甘鯛の下にたっぷり黒米が隠れている。ちょっと柔らかめのリゾットっぽいもの。サイドディッシュというより、ソース代わりという感じ。
　牛ほほ肉の黒胡麻煮込み。下の花びらが添えられたソースはマスタード味。これがめっちゃめちゃ美味しくてて、お代わり！と言いたくなる程。濃厚な黒ゴマソースとマスタードのピリっ！ほほ肉はトロントロンでお箸を入れると崩れてしまう柔らかさ。ランチコースでもこれが食べられるのがあったので、今度はお昼食べにこようかな。湯剥きされたプチトマトがホオズキみたい。このお皿、めっちゃめちゃ可愛い。
　
　だし茶漬け。筍とヒジキと何かだった。桜の葉と桜の塩漬けが利いてて、春っぽい。6月終わりに桜もなかなかいいものだわ。
　さー、デザートよー。ミルク寒天に苺ソース。ミルク寒天は寒天だと言われないと気付かないくらい、ゆるゆるの柔らかさ。
　シューロール。小豆クリームを巻いてあって、黒豆が飾ってある。ソースはチョコレート。ちょっと冷凍したのを解凍したっぽいけど、私はそういうのが好きなので問題なし。しかし、どのお皿も個性的。これ、喫茶店のトレイくらい大きいの。
　さて最後は駄菓子がちょこっと出てきました。温かいお茶とともに、ほっこり。
　きな粉飴だ。昔、駄菓子屋で食べたきな粉棒だ！！柔らかいやつね。私は駄菓子屋で必ずコレを食べてたので、懐かしー！と大いに楽しむ。
　右側のは黒糖のアメ。そして左側はなんと！「世界一小さなコンペイトウ」だそう。
　こーんなに小さいのですよ！！色の違いで味が違うかは確認できず。はは・・。

　「モード和食」というのがうなずける料理の数々だった。たまにはこんな贅沢も良し。