小林かなえさんのケーキ。

　「paris21e」（パリ２１区）という先月オープンしたカフェでは小林かなえさんプロデュースのケーキが楽しめます。テイクアウトを念頭に置いてないらしく、テイクアウトをお願いするとエライ待つ事になります（笑）。フィルムじゃなくグラシンペーパーで包まれたケーキが新鮮な印象。
「パリのモンブラン」
　渋皮栗が仕込まれたダマンドのタルトが土台。このタルトが固めで焼き強めでスッゴク美味しいのです。ヘビーなのですが、意外とスンナリ食べ切れてしまうのはこのタルトの焼き加減ではないかと・・。
「フィヤンティーヌショコラ」小林かなえさんは、フィヤンティーヌをよく使われるので、きっとご本人がお好きなんだろうなと思う。かなりのボリュームで食べ応えありあり。ケーキはラウンドのものを切り分けたカジュアルなものがほとんどで、色鮮やかなフルーツのタルトや抹茶ロール、フレジエなどもあって、美味しそうだった。
「タルトアブリコ」は感動モノ！！私の中ではコムトジュールと並ぶ美味しいタルトに記憶されました。最後まで迷った「ピスタチオとグリオットのタルト」も近いうち必ずトライしなくては。
　アプリコットの強い酸味とほんの少し感じる苦味をそのまま生かしていて、本当に素材をダイレクトに感じるお菓子。苦手な人もいるかもしれないけど、私は大好き！！１個５００円というケーキの値段設定はカフェのイートイン用に作られてるからだと思います。最初は高いな、と思ったけれど（だって焼きっぱなしのタルトで５００円って）、食べてみると納得の味でした。