長崎へ（平戸編）

　朝早く長崎から高速バスで佐世保に着いたものの、佐世保はあんまり観光する所が無いので、平戸へ行く事に。ちなみに平戸は健さんの故郷。佐世保から平戸まで、またバスに揺られる。平戸へかかる橋が見えて、一気にウキウキしてきた。
　平戸城。
　中は展示物がズラッと並んでる。誰も居ないのでちょっと怖かった。
　お城を上まで登っていくと、ベランダみたいになってて外に出られる。スッゴイ綺麗な見晴らし。
　寒くて寒くてどうしようもないんだけど、青空と海が綺麗で中に入ってるのが勿体無い感じ。
　一番見たかった景色へ。
　「お寺と教会が同時に見える場所」
頑張って階段を上ったご褒美のような景色。さぁ、あの教会まで頑張ろう。
　聖フランシスコ・ザビエル記念教会。
　天気が良くて、澄んだ青空の下で見る景色に、外国に来てるみたいな錯覚が。
　たくさん歩いてすっかりお腹が空いたので、美味しい名物を食らうぞっ。
　仕事中の健さんから「平戸に居るなら『鯛茶漬け』を食べろ」という指令のメールが入ったので従う事に。
　鯛茶漬けだけじゃ足りなさそうだったので、名産の平戸ひらめというヒラメのお刺身と、あと天ぷらも食べた。なんて食欲だ。
　鯛茶漬け、半分火が通ってる感じが美味しい。お寿司屋さんでお寿司を頼まないのもどうかと思うが、お寿司屋さんの天ぷらって美味しい。
　お腹いっぱいなので散歩がてら遠見展望台へ。
　サンルーフのような一休みできる場所があって、凄く気持ちがいい。春になったらお弁当とか持って来たいなぁ、住みたいなぁ、と思う。午後の日差しでちょっと暖かくなったので、３０分ほど読書。誰も居ない高台で海を見ながら読書なんて最高。こういう生活が老後が待ってますように（笑）。
　足湯と腕湯をする場所があった。冷えた体を腕湯にて温めようとするが、熱すぎて１０秒と腕を入れていられない。
「気持ちいい？」と通りすがりの何人かに声をかけられるが
「熱い、熱すぎですよぅ」と泣きごとを言い、笑われる。
　さー、佐世保へ戻ろう。