福岡へ（大宰府編）

　柳川から大宰府へ移動。学問の神様にお祈りする事はもう、思い当たらないのですが（人生諦め気味）、地元北野天満宮から梅が菅原道真を追いかけてきた、という何ともファンタジーな話に惹かれてやってきた。
　とても立派。やっぱり北野天満宮に似てるな、と思いつつおみくじ引いたりして（何が出たかは聞かないで・・）。
「麒麟」です！

　ワタシ、結構最近まで動物のキリンを漢字で書くと「麒麟」になるんだと思ってました。動物についてはめっぽう知識が乏しいと最近、自覚し始めました。
　これは「麒麟」です。
　門前菓子が一番の目的でしょ。大福を焼いた「梅が枝餅」のお店が両サイド何十件と並ぶ。オートメーション化されたお店アリ、一つ一つ手で包んでは手で焼いていくお店あり。どこで買おうか行きに見定め、帰りに買う計画性充分さ。
　梅の味はしません。熱々で美味しーーい！！
　すぐ隣の「光明禅寺」は門構えが、京都のあのお寺に似てる、ホラあのお寺（思い出せないーー）。

　普通のお家の玄関なんですが、とっても風情があって素敵。美味しそうな柑橘系の果物は、けっこう色んな所で見かける。
　観世観音へ。周りが畑で、とってものどかだ。この後、私たちは凄い大変な目に・・。

私たちは標識の０．８ｋｍという表示を信じて岩屋城跡地へ。Ｙちゃんがどうしても行きたいと言ったのに、途中で「もう引き返そう」ばっかり言う。
　あと５分歩いてみよう、と励ますが「もう、ここで待ってる」と途中で座り込む。ホレホレ、と励ますが「足が痛い」と、座り込む。じゃ、引き返すか、となると「あなただけでも」となる。そんな罪悪感って（笑）。山道の標識は歩けど歩けど０．９ｋｍとか０．８ｋｍとか信用ならなかった。一人頂上まで頑張りましたよ。見晴らし最高。
　下り、Ｙちゃん「もう嫌だ」とダダこねまくり。私たちはヒッチハイクをした。
　乗せてくれた初々しい地元カップル、この恩は一生忘れません。本当にありがとう。私たちの道のりを聞いて「歩くなんて信じられない」と１００回くらい言ってくれて、何だかエっヘンって気持ちになっていい気分だったわ（笑）。