サダハル・アオキ的なお菓子たち。

　ミッシェル・バッハに行こうと思ったのは、サダハル・アオキで修行された息子さんが跡を継がれ、お菓子が随分変わったと聞いていたから。
　初めてパリでサダハル・アオキのケーキに出会った時の感動ったら無かった。本当にあんなケーキにワタシは出会った事が無かったのです。そして、その感動の数年後のパリ旅行で、またもやサダハル・アオキで抹茶ミルフィーユに感動し、その後食べたミルフォイユ・ヴァニーユは今でも人生で美味しかったケーキのベスト３に入る。そんなわけで、サダハル・アオキという名前には大きく反応してしまうワタシなのです。
　
　久々に見る、ミッシェル・バッハのショーケースには、驚くほどにサダハル・アオキのケーキにそっくりな、瓜二つなケーキたちが並んでいた。へぇーーーー。ここまで忠実に再現しますか、という程。写真右側の細長い３つが、アオキ系のケーキたち。奥からダックワースショコラ、フレジエ、ミルフォイユ。左がダークチェリータルト、黒糖のロールケーキ。

　どれも全部美味しかった。ダークチェリーのタルトは２３０円とかいう値段で、本当に嬉しい価格。フワフワのロールケーキもとっても好きだし、今風のダックワースショコラも嬉しい。昔ながらも今風も両方１つのお店で楽しめるのが嬉しい。　苺のケーキにあまり食指が動かないワタシですが、意外にもこのフレジエが美味しく感じた。ダッコワース生地、ムスリーヌ、へーゼルナッツの香り、苺、全てがうまい具合に合うのです。
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