初シュトーレン！！

　ついに、ついに作っちゃいました。シュトーレン。やってみると、めっちゃ難しいってわけでもなく、買うくらいなら自分で作った方が良いかも、と思うくらいだった。レーズンやドライフルーツは刻んでから練りこむ事、という指示通りにしてしまったけど、次回からは刻まず粒を残して仕上げたいと思う。あと、スパイスはシナモンのみでいこうと思う。
　
　捏ね上がりはこんな感じ。かなり柔らかくて、扱いにくかった。ラム酒漬けのレーズンやプルーンだったので、刻んで捏ねたら潰れてすっかり形が無くなってしまったのが残念。生地が黒いのは、ライ麦や全粒粉が入ってるわけではなく国産小麦のキタノカオリ使用、黒さのワケは・・・
　上赤糖というお砂糖を使っているから。ミネラルたっぷりで、そのまま食べて美味しいお砂糖なのです。しかし、お菓子に使うには結構難しいお砂糖。仕事で色々なお菓子に試しているのだけど、なかなか特性を生かしきれない。ので、シュトーレンに入れてみた。
　成型は、これで合ってるのかなーっと思いながらやってみた。丸く伸ばして手前1/3を折りたたみ、向こう1/3からも折りたたむ、という方法。
　焼き上がりの見極めが難しい。パンの色が黒いからだと思うけど。もうちょっと小さく焼いても良かったかな。
お店のものは、溶かしバターの入った大きなバットにじゃぽーん、っと漬けちゃうらしいのだけど、地道に刷毛でジャポジャポ、これでもかーっと溶かしバターを染み込ます。塗る、というより染み込ますのだ。たっぷり粉糖を降って、更にバターを上からジャポジャポと落とし、また粉糖。すっかりシュトーレンらしいビジュアルに。
　ラップに包んで3日目の今日、カットして食べた。くるみとオレンジピールが良い感じ。たっぷり入れたレーズンとプルーンの存在感が薄いけど、買うシュトーレンとの違いはバター感くらい。でも、これくらいで美味しいかも、と思う。次回は、普通のお砂糖でレーズンは粒のまま、でチャンレンジする予定。1本は実家にプレゼントしたので、消費は心配なし。バターを結構使うけど、買ったら２，３千円するなーっと思うと、ガゼンやる気になったりする（笑）。